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<Author: 王維>
<Title: 奉和聖製從蓬萊向興慶閣道中留春雨中春望之作應制>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 聖製の「蓬萊より興慶に向かう閣道中留春雨中春望」の作に和し奉る 応制>
<BookPage: 137>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
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<Poem>
渭水自縈秦塞曲，
黃山舊遶漢宮斜。
鑾輿迥出千門柳，
閣道廻看上苑花。
雲裏帝城雙鳳闕，
雨中春樹萬人家。
爲乘陽氣行時令，
不是宸遊玩物華。
<End Poem>
<Translation>
渭水（いすい）は自然（しぜん）のままに時（とき）の推移（すいい）にかかわりなく、今（いま）も、かつての秦（しん）の都（みやこ）長安（ちょうあん）の町（まち）をめぐって、曲（きょく）がりくねって流（なが）れており、黄山（こうざん）は昔（むかし）から、漢（かん）の宮殿（きゅうでん）をとりまくようにしてその斜面（しゃめん）を見（み）せている。天子（てんし）の乗（の）り物（もの）は、はるか彼方（かなた）に見（み）える数多（かずおお）くの宮殿（きゅうでん）の門（もん）の柳（やなぎ）のあたりから出（で）て、天子（てんし）は閣道（かくどう）の上（うえ）から上林苑（じょうりんえん）の花（はな）を見回（みまわ）しておられる。

雲（くも）の中（なか）までそびえる宮城（きゅうじょう）には、一対（いったい）の鳳闕（ほうけつ）がひときわ高（たか）く見（み）えており、また目（め）を転（てん）ずれば雨（あめ）の中（なか）に春（はる）の新緑（しんりょく）の木々（きぎ）と何万（なんまん）もの人家（じんか）が見（み）える。このように天子（てんし）の遠望（えんぼう）されるのは、人民（じんみん）に恵（めぐ）みを垂（た）れるべく春（はる）のよい時節（じせつ）に即応（そくおう）して、適切（てきせつ）な政令（せいれい）を敷（し）くためであって、出遊（しゅつゆう）して単（たん）に美（うつく）しい春景色（はるけしき）を楽（たの）しもうためではない。
<End Translation>